みなさん、こんにちは。千原です。

今回は活用されていらっしゃる方も多い、「サブスク」と「相続」の関係について書きたいと思います。

「サブスク」って何?

月額料金等の定額を支払って、商品やサービスを原則として回数無制限で利用できる「サブスクリプション・サービス」は、通称「サブスク」と呼ばれ、動画配信や音楽、雑誌などで利用者が増えていますね。皆さんは利用されていますか?

ちなみに私が利用しているサブスクを挙げてみたら、

◎YouTubePremium
◎Amazonプライム
◎カラオケ@DAM
◎キリンホームタップ生ビール
◎名刺管理Eight
◎ノートアプリEverNote
◎レシピ検索クックパッド
◎ゴルフスコア管理GDO
◎ICloudストレージ
◎MicrosoftOffice 365、、、

ちょっと確認しただけでも、こんなにありました。(;^_^A

サブスクも、(デジタル)遺品です

音楽サービスなどは身近ですが、ブランドバックや服、車までサブスクがある時代。

近年、このように私たちの生活になじんできた「サブスク」ですが、「動画配信サービスの解約を忘れて、代金を請求された」など、トラブルや苦情も増えているようで、全国の消費生活センターには昨年度以降、サブスクに関する相談が毎月500件もあるそうとのこと。

そのような実態から、今年の5月には改正消費者契約法が成立し、サブスクなどの事業者の努力義務として、解約に必要な情報を提供すること、解約料の算定根拠を説明することなどが追加されましたが、まだまだ今後も整備が必要なようです。

この「サブスク」は、デジタル遺品にあたります。私も今回リストアップしてみて数が多かったことに驚きましたが、登録しているサブスクが一覧になっていないと、遺族にとっては厄介ですよね。遺言やエンディングノートの大切さは何度もお話ししていますが、リストがあれば、それぞれの解約方法を確認できるので遺族は助かります。特に何のサブスクを契約しているか覚えていないなんていう方は、今すぐに確認して、必要かどうかも含めて見直しておいてください。

IT化が進んで便利な社会になった一方で、本人にしかわからないことがたくさん増えています。できるだけ残された家族に負担をかけないようにしましょうね。また、ビットコインなどの仮想通貨も相続財産になりますので、お取引をされている方は、明細や取引所を記載しておきましょう。