皆さま、こんにちは。千原です。いよいよ来月から新紙幣札が発行されますね。今日はこの新札にまつわる話をしたいと思います。

今やキャッシュレス時代。普段の支払いは電子マネーが主流になっていて、わずかな現金しか持ち歩かない私は、わざわざ新札に変えることないのでは?と思ってしまいます。しかし、およそ20年ごとに新札に変えてきたのには「ニセ札防止」や、「タンス預金のあぶり出し」などの理由があるようです。

マスコミの報道が盛んになってきた最近では、「ATMの利権を持っている某財団のしわざだ。」などと、有事の際によく出てくる「陰謀説」のような話まで聞こえてきます。そんな話信じないわ、という人がほとんどだと思いますが、最近もう一つよく聞くのが「旧札はこの先使えなくなる」という噂です。そんな話を聞かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「旧札はこの先使えなくなる」というウワサ

今回の本題はココです!

結論から申し上げて、日本銀行法により、旧紙幣は無制限に通用が可能で、すぐに使えなくなることはありません。

現に発行停止された旧札、平成19年までの福沢諭吉札や新渡戸稲造札、夏目漱石札はもちろん、昭和61年までの聖徳太子札や伊藤博文札、岩倉具視札(懐かしい^^)等々、それ以前でも、戦後の紙幣は今でも使えるのです。

「従来のお札が使えなくなるので交換します」「交換するので、従来のお札を私に預けてください」は、詐欺です!絶対に騙されないでくださいね。特に高齢の方には、周囲の方からも注意喚起をしてください。

高齢者でなくても、「知らないと損!新札発行から3か月以内に、旧札を電子マネーに交換すると15%UPになりますよ!下記から早く交換してくださいね。」とメールを受け取り、慌ててリンクを開くとは、まさしく、詐欺の思うツボです。

後を絶たない特殊詐欺事件。老若男女問わず、新札発行による詐欺の手口には騙されないように、お互い、気を付けましょうね。


ところで、新券と電子マネー対応の食券券売機の交換費用はおよそ100万円かかると言われています。食券券売機を利用している飲食店等では、このところの食材費の高騰に追い打ちをかけられるかの新札発行に、頭を痛めているようです。

新札対応は面倒だからと、キャッシュレス決済のみに舵を切ったところで、手数料で3%程度コストがかかる。いずれそれが価格へ転嫁されるとなると、物価高騰にも歯止めがかかりそうもないですね。